2009年02月06日
2009.2.5
たまに、どうしても還りたくなる
ある夜の風景。
遥か弧を描いた海岸線に、細い汽車が走っていく。
月明かりで、砂浜がほのかに光っている。
均一にもれる汽車の窓明かりと、
よせてはかえす波だけが、
流動的に眼に映り、
あとはもう、ただ静かだ。
わたしはこの景色を想うとき、
なぜか蛤の気持ちになる。
風と波と…
それ以外はもう何も聴こえてこない。
ビーヨー ビーヨー
ザッパーン ザーン
ザザーン
風と波と…
そのうち、世界からひっそりと抜け出し、
怖いような、尊いような、
淋しいような、満ち足りたような、
ゼロになる。
闇はいっそう深く輝き、
藍が厳しい。


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- at 23:39
comments
いつも美しいお写真をありがとうございます♪
ブログが更新されて、本当にうれしいです。
お体にお気をつけて、カメラ等続けられてください。
>けふこさま
久しぶりに書きました。
今、雨のことを考えています。この時期の雨が好きなんです。
また思いつくこと書いていきたいと思います。
コメントありがとうございました。
けふこさまもお体ご自愛ください。